観劇・旅行・日々のこと


by nao201009
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太平洋序曲、再び。

前楽、観てきました。
結末を知ってから観るともう1幕から泣ける。
香山が自宅へ万次郎を誘い、楽しそうに俳句を詠み合いながら2人で歩く場面なんてねぇ…(泣)

改めて観ると深いです。色々と考えさせられます。
日本人のDNAというものがいつの時代も受け継がれていて、それは自分の中にも確実にあると思ってみたり。
開国時の混乱も、勤め先が「ある日突然外資系」を体験している人なら身につまされるだろうなー。
それでもなんだかんだで乗り越えてしまうたくましさ。内向きだけどしたたか。香山のイメージ。これが「日本人」なのかな。
逆に欧米気質を備えた万次郎は、あの状況の中で日本文化に傾倒していくわけですね。

万次郎の「日本人なら刀を抜け!」の悲痛な叫びが頭から離れません。
改めて思うけど、これアメリカ人が作った作品なんですよね。。

軍国主義の台頭から敗戦、高度経済成長を経て現在へ。一気に駆け抜ける狂気的なラスト。
今さらながら凄い国だ…1976年の初演時は「そんなに急いでどこへ行く?」と警笛を鳴らされた「NEXT」だったのかも。
そしてその疾走の果て、暗雲に覆われた現在「どうなるこれから?」と自ら問いかける日本人による日本人のための「NEXT」なのでしょうか。

素晴らしい公演でした。本日千秋楽、皆様お疲れさまでした!
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by nao201009 | 2011-07-03 21:50 | 観劇記録(国内)