観劇・旅行・日々のこと


by nao201009
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今度はオペラ座ですよ

25周年記念公演、映画観てきました。
実際の公演を大画面で観る事ができる貴重な企画。
でも…カメラ割りが細かすぎる!アップはあんなに多くなくていいのに。

そもそもオペラ座をオリジナル以外の演出で観るのは初めて。
ロイヤルアルバートホールの空間(高さ)を生かした演出は新鮮でした。
オケがあんな風に配置されるなんて素敵。
もっと長回しで舞台全体をじっくり見せてほしかったな。

そしてなにより、やっぱりラミンさんのファントムは素晴らしかった~!
エロティシズムと不具者的な悲哀をともに持ち合わせるファントム。
孤独の闇から逃れるように芸術を拠り所とした人生。
誰よりも鋭い美意識を持ちながら己の醜さと向き合う哀切が痛いほど伝わりました。

最後の地下室の場面も、あのファントムならクリスもそりゃあそうなるでしょうよ。
限りなく恋愛感情に近い思慕の念。言葉にできない想いが指輪に込められて…
それを大切にポケットにしまったラミーンファントム(涙)

カーテンコールでは、マイケル・クロフォード氏の感極った表情にグッときました。
彼は歌わなかったけど誰よりも作品愛を感じたなぁ。
コルムさんも来てくれたんですねー。お疲れ様でした。

それにしてもラミンさん。絶対いつか生で観劇したいっ!

オペラ座も新演出で来年UKツアーが始まるんですね。USツアーもあるな、きっと。
www.thephantomoftheoperatour.com.
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by nao201009 | 2011-10-23 23:39 | 観劇記録(国内)

「検察側の証人」

ひさびさのストレートプレイ。
ル・テアトル銀座で現在上演中の「検察側の証人」を観てきました。
この秋、地味に楽しみにしていた舞台。

もう何年も前に観たビリー・ワイルダー監督の「情婦」という映画は、法廷ミステリー、いえ法廷モノの枠を超え、もっと言えばミステリーの枠を超えて私の中で燦然と輝く「好きな映画No.1」!

その映画の舞台化(正確にはクリスティの書いた戯曲が原作ですが)となれば観ないわけにはいきません。
同時に「いや~、でもあの作品を舞台で演じるのは無理っぽいなぁ」との不安もあったわけですが。

結果、やっぱり舞台には向かない作品だと思う・・・法廷場面の緊迫感なんかはよかったんですけどね。
あの主人公弁護士役は、てっきり鶴田忍さんが演じるのかと思ったら渡辺徹さんだったんですね。
映画とはまったく異なるキャラで、それはそれとして観ればなかなか良かったです。
あと、証人として登場する家政婦を演じた松金よね子さん!光ってました(笑)
あー、でも彼女には弁護士付き添いの看護婦役を演じてもらいたかったなぁ。

でも、やっぱり私は映画版が好き!

あの映画を最初に観た時は・・・
2重3重のドンデン返しもさることながら、主人公の老練弁護士のキャラクターとそれを取り巻く人間模様、軽妙かつ巧妙に証言が切り崩されていく法廷場面の痛快さ、そしてあの心憎いラスト。人間の「情」に泣き笑い、映画の醍醐味を存分に味わいました。

2度目以降観る時はいつも・・・
鮮やかなまでに張り巡らされた伏線もさることながら、ヒロインの一挙一動に息もつけぬほど切なさは果てしなく。(いちばんの泣き所は、最後の審判をドア越しに聞いてよろけるあの背中!)

ビリー・ワイルダーの「情婦」、秋の夜長にお勧めです。(確か観劇記のはずだったんですけど・・・?)

情婦 [DVD]

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by nao201009 | 2010-11-22 23:41 | 観劇記録(国内)